Project Camelot Interview : The Sovereign Integral
Question 23 from Project Camelot
サヴァリン・インテグラルとしてのワンネスの目覚めと、瞑想とクンダリーニの目覚めを通じて達成された自己認識と何がどう異なるのでしょうか?また、あなたがマテリアルの中で述べている呼吸法を考えると、それはチャクラを繋ぎ、最終的に悟りにいたるクンダリーニの上昇を刺激する他のテクニックと同じではないでしょうか?
Answer 23 from James
私の前の回答から推測されていると思いますが、サヴァリン・インテグラルとは透明性と拡大性の時代の中で行われる人間の魂の再概念化です。この時代は、グランドポータルという経験によって固定されるでしょう。それは地球上に生きるファーストソースの意識─サヴァリン・インテグラルの統合とセルフの気づきです。私たちは、その時代の海岸にわずかに触れたばかりです。そして、コンピュータの時代にソロバンが適切でないように、前の時代のツール・テクニック・メンタルモデル・メソッドは適切ではありません。
今、自分が非常に率直であることに私は気づいています。しかし、人々がどのように反応し、その結果を心配している場合ではありません。率直・正直に述べる時なのです。このように考えてください。私は東洋の哲学を非難するつもりはなく、ただあなたがクンダニーリについて質問したため、私はそれに従って答えるつもりです。しかし、私が言うことは、その文化的起源に関係なく、すべての伝統的メソッドやメンタルモデルに適応されます。
クンダリーニは、マインドの悟りが頂点に達したヒューマン・インストゥルメント内の複雑なエネルギー操作システムです。それは上昇のシステムであり、クンダリーニを活性化させる方法を知っている教師が、生徒のチャクラとエネルギー・システムを調整するのを助けるものです。では、エネルギーとは何でしょうか?サヴァリン・インテグラルの次元では、エネルギーは存在しません。エネルギーの増減がないのです。イン-ヤン(陰陽)のエネルギーがないのです。エネルギーとは、マインドの概念なのです。では、果てしない時間を費やしてエネルギーと共に働いてきた人々は、あなたをどこへ連れてきましたか?
エネルギーは、HMSの中に存在しています。それは、物理世界の中では現実です。それは疑いなくヒューマン・インストゥルメントの一部です。しかし、不変かつ無限、目覚め覚醒し、生きた観察者であるサヴァリン・インテグラルは、奇妙に思われるかもしれませんが、エネルギーではありません。それは、エネルギーの「従属物」ではないのです。サヴァリン・インテグラルは、エネルギーを必要としません。サヴァリン・インテグラルは、エネルギーがある故に存在するのではありません。エネルギーが存在する前に、サヴァリン・インテグラルが存在するのです。ヒューマン・マインド・システムが存在する前に、サヴァリン・インテグラルが存在するのです。
あなたは、こう尋ねるかもしれません。「なるほど。しかし、クンダリーニや他の適切な上昇テクニックの実践は、サヴァリン・インテグラルへの私の理解力を高めませんか?」 私の答えは、条件付の「イエス」であり、あなたが学んだものを喜んで解放し、分離や複雑性を含まない新たなファーストポイントを設立する限りにおいてです。技能のランク付けに専念し、専門知識を蓄積し、教師になる道を突き進むならば、あなたは見当違いで時代遅れのものに接続される危険があります。そして、それはツルのようにあなたに絡みつき、現在私たちが移動し、私たちを存在させている新たな時代へと移行するための柔軟性を締め付ける恐れがあります。
はっきりさせましょう。クンダリーニに関連してデクシャのケースでは、マスターが唱える特別な言葉によって、魔法のように悟りへと引き寄せられると信じている人がいますが、それは幻想です。もし本を読むことによって悟ることができると信じているのならば、それは幻想です。もしマントラを唱えることによって悟ることができると信じているのならば、それは幻想です。
挑発するつもりはありませんが、この惑星の何十億という人々が、精神世界やオカルト、宗教、科学にすらも欺かれていることは純然たる事実なのです。人々は自分たちを真実へと近づけてくれると信じているものを実践します。そして彼ら自身が真実そのものであるならば、その実践は認識と真実の間に厚い壁を創り出すだけです。透明性と拡大性の時代は、すべての壁を破壊します。それは、より多くの知識と情報を吸収することではありません。
クォンタム・ポーズは、クンダリーニやそれを取り巻く信念体系とは関係がありません。ガルドルード・スタインに敬意を表すれば、「呼吸法は呼吸法であって、呼吸法以外の何物でなく、それは私の経験ではない」と言えるかもしれません。クォンタム・ポーズは確かにそのコアにおいて呼吸法ですが、それは同時にヒューマン・インストゥルメントを離れ、サヴァリン・インテグラルの意識を経験するためのメソッドです。なぜなら、ファーストポイントの設立がなされた後、呼吸がヒューマン・インストゥルメントのハイウェイ/ポータルになるからです。
アストラルとメンタルの領域がヒューマン・インストゥルメントの内部のものであるということを忘れないでください。私たちはその中を旅することに興味はありません。それらの領域はヒューマン・マインド・システムの内部にとどまるものであり、それゆえに人を惑わし、ミスリードするからです。クォンタム・ポーズとは、ヒューマン・マインド・システムの「もつれ」を解くプロセスでありメソッドなのです。そしてそれは、文化・家族・宗教・精神性・物的財産・お金・目的に関する、あなたの自己認識とアイデンティティはプログラムされたものであって、真のあなたではないと悟ることです。
これは大勢の人々にとって受け入れるのが難しい道ですが、それがクォンタム・ポーズが達成しようと意図しているものです。自然を通じてヒューマン・インストゥルメントに生命を与えるのは呼吸です。そして、地球という物理世界の中でサヴァリン・インテグラルに生命を与えるのはヒューマン・インストゥルメントです。したがって、呼吸とはリンクであり、クォンタム・ポーズはそのリンクを育み、拡大・強化させ、維持させることができます。
また、個人に考察してもらうよう私が提示するすべてのものは、フレームワークとして扱われるべきであり、堅苦しく従わなくてはならない規定的なテクニックではないと理解することも重要です。自分自身の探求のテクニックと拡大のメソッド、そしてHMSのもつれを解く新たな行動を確立する責任は個人にあります。クォンタム・ポーズはフレームワークであって、規定的なシステムではないのです。ウェブ(ジェネティック・マインドの類似物)を用いれば、あなた自身が改良・追加・修正した新たなテクニックをシェアすることができます。私はそうすることを人々に推奨したいです。
クォンタム・ポーズの利用に関する最後のコメントとして。「大きな驚くような経験」が、あなたが捕まえようとしている魚ではありません。あなたは何物も自分に引き寄せようとはしていません。あなたは新しい情報を学ぼうとしているのでも、もっと博識になろうとしているわけではありません。あなたは自分の身体の中にあるエネルギーを動かそうとするのではありません。あなたはあなたの身体から去ろうとしているのではありません。あなたは、ハイアーセルフや神と交信しようとしているのではありません。クォンタム・ポーズを利用する目的とは、現在・過去・未来、常に存在しつづけている「あなた」という意識の状態からあなたを分離している壁を破壊することにあります。
クォンタム・ポーズは、私たち全員がその一部である透明性と拡大性のこの時代にあなたを整合させるようデザインされています。
Question 24 from Project Camelot
キリストや仏陀のような偉大な教師たちのサマディの経験の中に現れた過去の悟りは、実際にはHMSの外側にある自らの真の性質にコンタクトしていないとあなたは言いました。それゆえに彼らはHMSの監獄から抜け出しておらず、神/ファーストソースとして真の性質の直接認識の状態を経験していないとあなたは言っています。
では、その認識を達成した人類のメンバーは誰なのでしょうか?
Answer 24 from James
二つ例を挙げれば、キリスト教や仏教のような宗教組織の象徴的なリーダーとなった精神世界のマスターは人類の先駆者でした。彼らはその時代と文化の中における精神世界の探求者であり活動家でした。そして、彼らが苦労して得た英知が人類に浸透することによって彼らは深く人類の精神生活に今も昔も貢献しています。それぞれの時代の中で、彼らは自分たちの仲間の人間たちを捕らえてきた障害や多くの防御設備を打ち破ることによって監獄(ヒューマン・マインド・システム)の外壁へとやってきたのです。
彼らは自分の運命に対する信念とブループリントを持っていました。彼らはその時代の模範でした。彼らの動機は純粋で、彼らは人類にサヴァリン・インテグラルの方向へと加速させる新たな視点をもたらしました。しかし、イエスと仏陀の時代の人類とサヴァリン・インテグラルの経験との間の距離は縮まることはありませんでした。ヒューマン・インストゥルメントは、その相互作用と経験に準備ができていなかったのです。しかし、方向性は確立され、道筋は示されました。そして大雑把な地図が後の世代の精神世界の探求者たちのために発展してきました。
私たち一人ひとりが人間の経験のあらゆる局面を作り出し、転生を繰り返しながらヒューマン・マインド・システムの中で自分たちの教義を刷新し続けていることを思い出してください。そして、それと同時に私たちの種族の何人かが私たちの共同監獄の深部に侵入し、それについて書き、語るために戻ってきました。彼らの観察と経験はジェネティック・マインド、つまり無意識の一部になりました。そしてそれは私たち種族全体にとって深遠な意味をもちます。なぜなら、人類─私たち全員が、その意識のフィールドにアクセスできるからなのです。
しかし、私たちが歩んできたサヴァリン・インテグラルへのステップの一つひとつは非常に小さく、一回の人生という背景において、しばしばそれは判別できないほどに小さいのです。私たちが住んでいる時代が、私たちの自己表現、私たちの定義、私たちの信念を決定します。私たちは常に次なる進化の中にいます。そしてその進化とは、ジェネティック・マインド、地球/自然の要素、人類と相互作用する多次元存在によって決定されます。それらのすべての背後にいるのがファーストソースです。ファーストソースは自分の方へと人類を巧みに引き寄せます。それは一回につき一人です。
この背景において、私ははっきりと述べたいと思います。それはイエス、仏陀、ラオツー(老子)、モハメッド、聖ジャーメイン(サン・ジェルマン伯爵)、その他それぞれの時代のマスターたちです。彼らはマインドの高次領域の深部に踏み込み、それによって自身が拡大され、物理的な宇宙が一粒の砂のように見えるようになった精神世界のフロンティアでした。非両極性の領域への入り口は、現代と同じくらいアクセスが困難でした。渡るべき橋もなく、作動しているポータルもひとつもありませんでした。それは文字通り、道のない荒野だったのです。
そして皆さんが推測されているように、それらの精神世界の探求者たちが偉大であればあるほど、それだけ深く天の領域を旅しました。そして彼らの中の少数が、宗教や精神修養の道と共鳴するようになった人生の中で私たちの最高の性質の真のエッセンスに触れることができました。同様のことが科学でも存在します。ニュートンの場合を考えてみましょう。彼はその時代の最も偉大な科学の探求者でした。しかし今日の私たちは、彼のフレームワークに大きな欠陥があることを知っています。彼は欺かれていたのでしょうか?いいえ。彼は彼の時代の最高レベルのジェネティック・マインドに基づいて活動していたのです。現代の私たちの時代でさえ、アインシュタインの貢献は21世紀の物理学者や宇宙学者たちによって疑問視されています。
科学が絶えず宇宙を再定義しているのとちょうど同じように、精神世界の探求者たちは絶えずゴッド-スピリット-ソウル・コンプレックスを再定義しているのです。両方のケースにおいて、知識のレイヤーは無限に近く、そのコアには人類が発見していないのは言うまでもなく、想像することすらできないレイヤーが数学に対応させて言えばワン・オクターブもあります。つまり、精神世界や科学の探求者たちの功績や貢献には欠陥があり、惑わされていると私が認識していると示唆していますが、それはただ、科学と精神世界の両方の次元において私たちが集合的にその皮を剥いている「タマネギ」の深度と、より大きな時間的背景を理解していないことに起因するだけなのです。
Question 25 from Project Camelot
仏陀やイエスなど、人類に一般的に知られている他の「マスター」が達成したものと、サヴァリン・インテグラルの実現はどう異なるのですか?人はサヴァリン・インテグラルであり、それ故ファーストソースとは人が悟りを開いて神となった存在で、それはつまり、それらは「ひとつ」であるということでしょうか?
Answer 25 from James
前の回答では伝統的な幾何学パターンでこの質問に答えましたので、今回は別のアングルから質問に答えてみましょう。
あなたの静寂、無為、虚空の中にすべてが存在します。そして、それはまさしく人間が最も恐れるものではないでしょうか?あなたという絶対的な中心は真空であり、あなたはそれを恐れてはいないでしょうか?おそらく、それが恐れそのものの起源であると言っていいでしょう。そして皮肉だと思われるでしょうが、あなたを最もクリアに定義する存在であるサヴァリン・インテグラルは、あなたに恐れられているのです。なぜそうだとあなたは考えますか?なぜ、あなたが真空で虚空であることを恐れるのでしょうか?なぜ、あなたはヒューマン・インストゥルメントのポータルを通って、マインドを伴わずに知覚して見ることを拒絶するのでしょうか?
これこそが人間が精神的なプロパガンダに耽溺している理由なのです。彼らは自分の存在の中の静止点を恐れます。なぜなら、彼らはHMSによってそうプログラムされており、静止点を真空ではなく、死や非存在であると受け止め、それを真実であるとしているからです。それ故に、彼らは美しいもの、調和、より高次の世界の眺望、平和と愛の記述、天使的存在、ワンネスと美を追求しますが、虚空の扉を通り抜けてそこに行きたいとは思わないのです。なぜなら、虚空とは死であり、マインドの非存在を意味するからです。そして、マインドとは彼らが自分であると信じるようになったものであるからなのです。
イエスや仏陀がこの洞察を持っていなかったと私は言うつもりはありません。彼らは間違いなくそれに気づいていました。ある意味では、私たちの一人ひとりがジェネティック・マインドを通じてその洞察を持っていますが、ジェネティック・マインドからのシンプルな抽象概念や言葉、シンボルではなく、経験に基づいてこの洞察に達し、人間の形をしてこの惑星の上を歩いている人は極めて稀です。イエスは彼の時代の人類に、死が現実ではないことを教えるために生まれました。神は外側にはなく、人の内側に存在します─「すべての人はその存在において等価」なのです。人類はマネー・パワー・グリッドに奴隷化された犠牲者であり、自らの霊的性質としてのセルフを表現するために立ち上がらない限り、その強力なシステムの操り人形のままでしょう。そして、今まではそうだったのです。
始まりの瞬間から、サヴァリン・インテグラルの洞察は私たちが生きている時代を反射しています。最初の存在である至高の存在はマインド─分離が起こることを可能とする器を創造しました。そしてその瞬間から個が誕生したのです。何十億年にもわたって、マインドという統治者は私たちが知っている宇宙を創造してきました。彼らは高次マインドの次元を創造し、そしてこのマインドの創造物が次第に低次マインドの創造物を生み出しました。至高の存在が、最初の存在として自分が存在していたという記憶を失い始めたのは、低次マインドの振動フィールドの中でした。
彼らは創造された世界を見て驚き、こう言ったでしょう。「誰がこの宇宙を創造したのだろうか?この壮大で不思議な世界の背後には誰がいるのだろう?」 それでも、宇宙を創造したのは彼ら自身であり、彼らの反射がそのまま自然そのものであるなどとは至高の存在には決して思い浮かびませんでした。次に、至高の存在は創造の背後にある存在、最高の存在、つまり神という概念を創造し始めたのです。神は宇宙の森羅万象の創造者となり、至高の存在はパワーを失って、自然に対する責任の感覚もまた減少しました。
私たちから分離した神というこの概念はこうして生まれたのです。至高の存在は自らを幾つもの多次元的種族に分割し、彼らは無限に近い創造の多様性の中で発展しました。そして、そのほんの僅かがシンボルや物語の断片を通して人類に知られるようになったのです。そして、それらの存在の大半は仮に覚えられていたとしても、もはや信じられていません。理知的なマインドがそれらの物語を神話というゴミ箱の中へと放り込んでしまったからです。それからアヌの先祖が出現し、彼らと共にヒューマン・インストゥルメントの創造が始まりました。現代の人類と比較した場合、荒削りであるものの、その時代のヒューマン・インストゥルメントは素晴らしい被造物でした。
ヒューマン・インストゥルメントの次の進化の創造にアヌが着手したとき、アヌはいかに至高の存在が自分たちの起源を忘却し、神に創造を委ねているかに気づきました。アトランティス人として知られる多次元的存在となった至高の存在にとって、アヌが創造したヒューマン・インストゥルメントにパワーを供給することが完璧な選択でした。霊的に高い能力を持っていたのにもかかわらず、アトランティス人には謀略に対する経験がなかったのです。そして、私はこれは注目に値するテーマであると付け加えたいです。スピリチュアルへの傾倒は、その生来の信頼感の故に、時にまったく容易に操作されることがあるのです。
アヌの策略により、アトランティス人はヒューマン・インストゥルメントの中に住むよう誘惑され、至高の存在は人間になりました。しかし、すべてのアトランティス人が人間の奴隷化プロセスのために捕らえられ、それに従ったわけではありません。アヌが実行した人間化プロジェクトの帰結を予測した人々が存在していたのです。彼らは、現在大西洋と呼ばれる領域の奥深くにある地球上の「次元ポケット」の中に逃れました。
エロヒムやシャイニングワンとして神話の中で呼ばれているのが、それらのアトランティス人のことであり、そして彼らは今日ウイングメーカーとして私たちが知っているものと同一の存在です。この存在は、地球がこの次元密度の中に入った最初の一歩から、ずっと何百万年も昔から人類を見守り続けています。彼らは、人類にとっての慈悲の源でした。なぜなら、彼らはあらゆる意味で人間であり、HMSプログラムとそのシステムの支配を受けていないだけなのですから。彼らは、ヒューマン・インストゥルメントの中に至高の存在が住んでいることを見失っていません。
では、至高の存在とはどんなものなのでしょうか?ヒューマン・インストゥルメントへと生命を運ぶすべての呼吸の中にそれは存在します。至高の存在が住んでいるのは、その呼吸の中なのです。リリカスに、「あなたが呼吸の中にいないのならば、あなたはマインドの中にいる」ということわざがあります。これがヒューマン・マインド・システムにとって抽象的な概念であることはよく理解できますが、至高の存在は生命と自然が交差する所に住んでいます。それは呼吸の中です。
ウイングメーカーは、ヒューマン・マインド・システムの次元の中に存在しているガイドや天使、アセンデッド・マスター、神ではありません。彼らは高次マインドという多次元的フィールドの中で生きており、人類に対して賢い年長者のように、サヴァリン・インテグラルとグランドポータルのパラダイムを提供しています。ウイングメーカーは、この2つのパラダイムにだけフォーカスしています。なぜなら、ワンネス・等価性・真のセルフを隠蔽するプログラムを溶かすことができるファーストポイントがその2つのパラダイムからやってくるからなのです。
物理的な身体を構成しているフィーリングと思考を循環させるもの以上のものが、人間の呼吸という道の中に存在しているという意味をコード化するため、ウイングメーカーは「サヴァリン・インテグラル」という言葉を作り出しました。偉大な精神世界の探求者たちはそれを認識していました。あらゆる時代の中で人間の魂が再定義されるであろうこと、そして、一見それは変化するように見えるものの、無限と有限、現実と非現実の両方の普遍的な認識が常に消えずに残っていることを彼らは理解していました。
あなたはこのインタビューを読み、あたりに現実主義のオーラが漂い始めたと感じて立ち去ることができます。あなたが教えられ、信じると選んできた神・スピリット・ソウル、それらに関するあらゆるものが挑戦を受けたのです。これまでウイングメーカー・マテリアルに熱心についてきた人々でさえ、この情報公開の中で私が幾らか自分の立場を変えたと感じるでしょう。
あなたが住んでいる文化とは異なる異郷の目的地へと旅立つ場合、たとえその場所について前もってどんなに勉強していたとしても、実際には自分はその文化をまだ経験していないと目的地へと向かう飛行機の中であなたは思い知るでしょう。あなたがホテルに到着したとき、動植物や建築物、通りの人々の違いを見たとしても、あなたはまだその文化の外側にいます。その文化の参加者ではなく、観察者のまま文化の外側に留まっているのです。
家や店、カフェ、スポーツアリーナ、学校、教会など─彼ら自身の住居の中で人々と出会い、人々の言語を学んだときだけ、あなたは本当の意味でその文化を理解し始めているのです。このアナロジーは、GSSCとサヴァリン・インテグラルとの間に橋をかける作業にも当てはまります。サヴァリン・インテグラルの言語と住居よりもエキゾチックで並外れたものは存在しません。その土地の中を深く進めば進むほど、それはどんどん奇妙に見えてくるでしょう。
もし今回述べたすべての情報を1998年に公開したとすれば、その橋は一握りの人々しか運ぶことができなかったでしょう。いえ、10年後の今日ですらそれに変わりはありません。その橋は、上を渡るにはグラグラとして危険に見えるのでしょう。そして、その橋に興味を持ち渡りたいという誘惑にかられた人々は、あまりにも危険すぎるという理由で橋を渡らないよう説得されるでしょう。そしてそうだとしたならば、ある特定の人々に、自分たちがどこに住み、何を信じているかを示すためにその橋は建設されたのです。カギとなる用語や定義の数々、あるいは詩や音楽やアートの要素に共鳴した人々は、自分たちに関連しているという接続感や好奇心を感じさせる感触や構造を見出しました。そして、それはその橋の上に彼らを導くには十分なものだったのです。
私が前に使った比喩を用いれば、彼らは今、「空港」に降り立ったのです。彼らは飛行機の中の自分の座席からサヴァリン・インテグラルという異郷の土地を眺めています。彼らは小さなガラス窓から広大な新しい世界を見ています。飛行機から降りるとき、ファーストポイントとは、あなたの呼吸とあなたのハート、そしてその叡知という美徳であることを忘れないでください。この目的地では、呼吸と高潔な自己表現が最も重要となるものであり、言語は取るに足らないものです。それはシンプルなことなのです。
このインタビューを読み、読者はさらに多くの疑問に悩まされるでしょう。そして恐らく、この時点では実際に重要な疑問は2つか3つほどでしょう。しかし、もっと情報と知識が欲しいという欲求は、HMSの強烈な中毒症状です。情報と知識を収集することから注意をそらし、その分をあなた自身とあなたのローカル・マルチバースの中にいるすべての人々へとハートの美徳を適応することを私は勧めます。そして、シンプルに自分の呼吸に耳を傾け、あなたが自分の呼吸に注意を向けるたび、あなたという存在のまさしく中心にいる内なる存在に少しだけ心を寄せてください。この「絆」が強化されるのを感じてください。そして、あなたの前のいかなる壁も、そしてこれからあなたの前に現れるどんな壁も崩れ去るのだという信念をもってください。
それにあなたがフォーカスできれば、すべてのものにアクセスする方法をあなたは見つけ出すことができるでしょう。それにはサヴァリン・インテグラルの言語や、あなたの内にあるサヴァリン・インテグラルの文化を再び目覚めさせる方法も含まれています。あなたはサヴァリン・インテグラルが住む場所で生きることができるのです。
それが、透明性と拡大性の時代です。
Nunti-Sunya
私のハートから、あなたのハートへ
ジェームズ
Message from shima (translator)
ここで開示された情報は、読者の皆さんに数え切れない疑問や疑念、不安と失望、ジレンマと不快感を与え、恐怖や怒りのフィーリングさえも引き起こすでしょう。この情報はこれまでウイングメーカー・マテリアルを熱心に吸収してきた人々にとってすらも挑戦的な内容となっています。ジェームズがクギを刺している通り、ほとんどの読者が程度の差はあれ、ネガティブなフィーリングを感じることと思われますが、判断や批判は一旦保留にし、ニュートラルな状態で最後まで読み進め、ここで提示されるテクニックやパラダイムを実践し、その上で改めてこの情報の真価を熟考することを提案します。
また、初めてリリカスの作品に触れる方にとっては、耳慣れない専門用語だらけであり、それが円滑な理解を阻害する要因のひとつになるのかもしれません。このインタビューを読み、ここで述べられている一連の情報体系に興味をもたれた方は、ヴォイスより発刊されている「ウイングメーカー三部作」や当ホームページで公開されているオンライン論文をお読みになることをお勧めします。そこには専門用語に関する詳しい説明や、補足的情報がふんだんに収録されており、このインタビューの理解をより一層深める助けとなるでしょう。
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