Project Camelot Interview : The Sovereign Integral
Question 6 from Project Camelot
現時点において、意識がどの周波数に合っているかに関係なく、人々が来るべき変化に備える最良の方法について詳しく教えてください。私たちの視点では、物理的なリアリティの中で行うことができる準備もあるものの、安全な場所とは、人々の意識が集まる場所だけであり、あるひとつの場所が他の場所よりも安全である必要性はありません。(つまり、それぞれの瞬間を経験するのに選んだ道の一つひとつに依存するということです)
Answer 6 from James
それは正に人によって異なるため、答えるには複雑な質問です。しかし私たち一人ひとりにとって、普遍的なサポートシステムは、私たちの呼吸です。呼吸によって、私たちは「私たちの起源」へと接続されます。私がこの言葉を用いるとき、それは物理的な誕生のことを意味していません─この人生でも他の人生でもありません。私が言及しているのは、私たちの存在の純粋な状態であるサヴァリン・インテグラルの状態についてです。
呼吸が、時空のどこにいようとも、その起源にヒューマン・インストゥルメントを接続させる方法なのです。呼吸の中に、物理的な次元と量子的な多次元的領域との間を結ぶポータルがあります。しかし、その呼吸は通常の自動的に行われている呼吸ではありません。その呼吸法は非常に特殊な呼吸パターンであり、私たちはそれを「クォンタム・ポーズ」と呼んでいます。
「クォンタム・ポーズ」はシンプルです。どの吸気からでも始められる4つのプロセスから成り立っています。息を吸う際にカウントするのですが、それは3から6の間のどれでもよく、あなたの肺活量や身体の状態、ある程度は生活習慣によって異なります。鼻呼吸で息を吸った後、同じカウントだけ息を止めてください(ポーズ)。そして口呼吸によって同じカウントだけ息を吐き、その後、同じカウントだけ息を止めてください。(ポーズ)
下の図は、4カウントを使った呼吸のパターンです。カギは、4つのプロセスの各プロセスで、シンメトリーを保つことにあります。3カウントを用いた場合は、それぞれのセグメントでも3カウントを適応してください。正確な精度で測定することが本質ではありません。その代わりに各セグメントを大まかに測定し、以下のパターンを保ってください。
上の図が、1サイクルの説明です。3から4サイクル連続で行った後、通常の呼吸に戻ることが推奨されます。この「通常」の呼吸の期間は、「統合期間」と呼ばれています。プロセスの間は目を閉じてください。ゆったりとした姿勢で背筋をまっすぐに伸ばして座り、両足を床につけてください。「統合期間」が始まったとき、あなたの意識の表面には泡が浮かび上がってきますので、その泡にフォーカスし、注意を向けてください。その泡は、理由があって浮かび上がってきます。この時間は、6つのハートの美徳(感謝・同情・寛容・謙虚・勇気・理解)を適応するのに最高の時です。浮かび上がってくるどのような思考やフィーリングにでも6つのハートに美徳を適応してください。
通常、この「統合期間」は3分から5分続きますが、制限時間を設定しないでください。この期間の時間は、あなたの直感によって決めてください。一般的に、「統合期間」は4回から5回繰り返されるのですが、繰り返すごとに徐々に思考とフィーリングが少なくなっていきます。そして、最後の「統合期間」に入ったとき、あなたの思考とフィーリングは空になり、量子領域へと入ります。
下の図は、クォンタム・ポーズの典型的なセッションを表しています。この例では、3回の呼吸のサイクルを行った後に「統合期間」がきています。それを4回続けます。呼吸のサイクルは5回行って、「統合期間」を間に入れることもできますが、この場合もシンメトリーを保つことが重要です。
クォンタム・ポーズを実践しても、サヴァリン・インテグラルを抑圧するフレームワークを弱めることができる方法には見えないかもしれません。ましてや、私たちがいる移行のステージを効果的に立ち回るための方法には見えないでしょう。しかし、クォンタム・ポーズを3週間試してみることをお勧めします。そして、あなたが達成したものを見てください。あなた自身の経験を通じてのみ、クォンタム・ポーズのメリットは判断されるのです。クォンタム・ポーズを3週間実践した後、あなたは新たな明晰さと「起源」との接続を経験するでしょう。そして、あなたはクォンタム・ポーズを続ける意欲をもちます。この決定において、あなたは新しいファーストポイントを確立するのです。無条件のワンネスと等価性と真実性とが立つことができる新たなファーストポイントを。
クォンタム・ポーズ・テクニックには多くのニュアンスがあります。それをあなた独自の方法で独力で発見してください。これは私が皆さんと共有する基本的なテクニックですが、このテクニックには様々な強化法があり、その強化法は人によって異なる微妙なものです。このテクニックを用いたプロセスの中で、あなたは自分自身の強化法を見つけることができるでしょう。そのため、テクニックを実践している間、強化法について、オープンな態度で臨んでください。
クォンタム・ポーズを開始するにあたって、簡潔なアドバイスが若干あります。クォンタム・ポーズで息を吐いた直後に、かすかにパニックの感覚を覚える人もいます。もしパニックを感じるならば、各セグメントのカウントを少なくしてください。例えば、4カウントを使ってパニックを感じる場合は、3カウントに縮めてください。このパニックのフィーリングは、テクニックの練習を積むうちに消えてなくなるでしょう。この「結合感」、すなわちクォンタム・ポーズには、ある目的があり、いずれその目的が何であるかが分かるようになるでしょう。
また、自分の呼吸に注意を傾けてください─その音や感覚に。それがどのようにしてあなたの肺の中で感じられるか、どのようにしてあなたの唇から息が出て行くか、どのようにして呼吸があなたの器官を流れていくか─そういったことにフォーカスしてください。このフォーカスが、あなたとファーストポイント、つまりサヴァリン・インテグラルの「起源」とを同調させるのです。なぜならば、あなたの真の姿である、無限であり永遠である存在へとつながるポータルが呼吸だからです。そして、その真の存在がこのポータルを通じて物理的に現れたものが呼吸なのです。
クォンタム・ポーズを行っている際、光の経験を探したり、新しい次元を見たりするのは自然なことです。何らかの存在(時には神とすら)と話をし、自分が正しい道の上にいることを本当に実感させる「仰天」するような経験をします。クォンタム・ポーズの実践は、あなたに新しい経験と気づきをもたすでしょうが、期待は脇に置いてください。人間は、視覚的な刺激が大好きです。あたかも、見ることが信じることかのように、高い次元を見るのが大好きなのです。しかし、それらはみな、量子時空の中にあり、ヒューマン・マインド・システムに一致するものではありません。量子の中に起源があります。それは形而上学的なもので、ヴィジュアル・音声・感覚データよりも先行します。それは、フィーリングと思考より先行するのです。それはそれらの刺激の前に存在しており、ある程度においてですが刺激の背後に確かに隠されているのです。
「仰天」するような経験は、あなたのHMSがイメージ・言葉・フィーリング・思考に解釈/翻訳することができない形態として現れるかもしれません。ですから、何かを経験したいという期待を排除し、シンプルに呼吸に従うようベストを尽くしてください。あなたのHMSにサヴァリン・インテグラルが達し、その存在を告げた瞬間を、あなたはそれを絶対に忘れないでしょう。他の何とも間違えることもないでしょう。そしてそれが来る時は、歯を磨いているときや、Eメールを書いているときや、あるいはソファーの上で休んでいるときかもしれません。それは、それ自身の時に起こるのです。
クォンタム・ポーズの実践に加え、新たなパラダイムをあなたの生き方に検討することを提案します。例えば、私は「6つのハートの美徳」を開示しました。詳しい内容については、EventTemples.orgのウェブサイトでPDFファイルを無料でダウンロードできます。この実用的な指針は、あなたが大いなる調和の中で人生を歩むための助けになります。同様に、あなたは「クォンタム・モーメント」の実践に価値を見出すかもしれません。
「クォンタム・モーメント」は、あなたの日常を「時間の中のパッセージ(節/回廊)」の中に解剖します。別の言葉で言うと、この定義の中では「モーメント」とは、時間の中のパッセージやイベントです。例えば、あなたが朝、ベッドから出たとしましょう。あなたは今、新たなパッセージ、つまり「クォンタム・モーメント」を開始しました。あなたが次の新しいパッセージに移る前に、簡略化されたクォンタム・ポーズを行ってください。1回から2回のサイクルで構いません。息を吸って、クォンタム・ポーズ。息を吐いて、クォンタム・ポーズ─こんな具合です。これによってあなたのファーストポイントが再び確立され、あなたの物理ベースのヒューマン・インストゥルメントは量子領域にグラウンディングします。目覚めるとき、洗顔するとき、歯磨きを経験するとき、あなたは時間のパッセージの中を歩んでいます。
クォンタム・モーメントはファーストポイントとして、人が至高であり無限の存在としてそこにいることを知覚します─「今、ここ」に。サヴァリン・インテグラルは、ソウルの飛行機に乗って飛び回ってはいません。神やマスターのローブの下に隠されてもいません。あなたのヒューマン・インストゥルメントから分離もしていません。人間の状態を避けてもいません。それは、いつでも「今、ここ」に、これからも「今、ここ」に存在するのです。前に述べたように、クォンタム・モーメントは時間のパッセージであり、通り抜けることができるポータルのように感じることができます。あなたは、前のパッセージとは異なった経験というポータルへと入るのです。それはシンプルです。あなたが車から降りてオフィスの職場に歩いていくようなもので、それは一瞬です。次の瞬間には電話が鳴って、新しい瞬間に移行して誰かと話をしています。
あなたの人生全体が、瞬間、つまり「時間のパッセージ」の連続なのです。そして、それぞれの時間のパッセージの中で、あなたは無限のセルフに付き添われています。そして無限のセルフはこの地球であることを探し求めています。それはヒューマン・インストゥルメントの中で、自らを体現することです。
私たちの世界では、まるでフタが外れた消火栓のように情報と知識があらゆる方向から撒き散らされています。皆が、「真実への道は、この道だ、あの道だ」とあなたに伝えています。そして、その「道」は分離に続く道であり、従ってそれは「まやかし」なのです。
その一方、クォンタム・モーメントにあなたがいるとき、常にその道が二つに分かれた道の一方であることに気づきます。すなわち、真実か不正か。真実とは、サヴァリン・インテグラルから流れ出る呼吸です。不正とは、携帯電話・テレビ・本・セミナー・映画・ポッドキャスト・電子文書・ウェブサイト・新聞・人間関係などを通じて私たちの人生のあらゆる角で跳ね回っている知識と情報をヒューマン・マインド・システムがオウム返しにしているものです。
「今、ここにある」サヴァリン・インテグラルとしてのセルフを実現し、ヒューマン・インストゥルメントの中でこの意識を表現するには、あなたの「ローカル・ユニバース」の中で6つのハートの美徳にフォーカスする必要があります。あなたが物理的に移動している、あなたの人生というパッセージの中で、絶え間なく6つのハートの美徳を応用しなくてはなりません。あなた自身を欺き、不正の表現となってきた行動に対して、6つのハートの美徳を適応してあなたの行動を直接的、真剣・誠実に評価を行うことがサヴァリン・インテグラル実現へのカギとなります。
クォンタム・モーメントは、あなたが瞬間の中に存在し、他人やあなた自身に判断を下すのではなく、観察者としてあなたのセルフを見るための助けとなります。そして、あなたの人生でごく最近入ったパッセージに寛容と理解を適応し、サヴァリン・インテグラルの真剣な評価が保たれます。それが人生の道になるのです。