Project Camelot Interview : The Sovereign Integral



Additional questions sent to James by Kerry Cassidy


ジェームズへ


はじめに、私たちが送った複雑な質問集にすばらしい回答を与えてくださったことに感謝を申し上げたいです。

もし宜しければ、若干の確認の質問をお尋ねしたいです。その質問は、私たちプロジェクト・キャメロットの現在の「扉」となる問題に直接的に関係し、私たちが未来へ進む方法に影響を与えるでしょう。

HMSから解放されたとき、私たちはサヴァリン・インテグラルとして私たちのローカル・マルチバースの神/ファーストソースになると私は理解しています。そして、GSSCがHMSに私たちを固定しているものであることを・・・

GSSCは真の認識へと私たちを導きません。その一方で、あなたはウイングメーカー・マテリアルの中でこう言及しています。ウイングメーカーはセントラルレイスの代表者たちであり、セントラルレイスは、エロヒムもしくは私たちの銀河とすべての生命の創造者(宇宙の遺伝子の管理者)とも呼ばれていると。なぜ、この部分をあなたはウイングメーカー・マテリアルに加えたのでしょうか?

これを念頭におけば、アヌとアヌンナキはそれ故にウイングメーカーの一部であるはずです。それにもかかわらず、アヌは多次元的なアトランティス人を人間の肉体に宿るよう「誘惑」しました。そして、HMSによって監獄の中に入れ、逃げることができない自動的に堂々巡りを繰り返す道へと放り込みました。自分の真の性質であるサヴァリン・インテグラル/ファーストソースを思い出せなくなったのです。


このジレンマを受け、こういった質問があるでしょう。



Question 19 from Project Camelot

アヌとは何者ですか?彼の目的とその理由は何だったのですか?


Answer 19 from James

アヌは優れた機知をもちマインド操作術を使った結果、アヌンナキの王の座に登りつめました。それによって、アヌは彼の種族の「救世主」となったのです。そのため、アヌは生得の権利のように自分が創造した次元のいたるところに現れるようになりました。ほとんどすべての人間の定義では、アヌは神です。

アヌの目的は多面的で、限定するには問題があります。なぜなら、それは時空座標をどこに定めるかによって非常に異なるからです。ある座標では、彼の相対的な天才性がアヌに神の器を授けたと言え、また別の座標では、彼はサタンであるとも言えます。ここでも人間の定義では、両方が真実なのです。

多次元世界の中に、ファーストソースの個別化された表現としてエンティティが存在しています。そして、様々な種族が異なった振動密度の中に存在しています。無数の異なった種族が存在しており、自然界と全く同じように、様々な種族の中でどの種族が支配的な位置を獲得するかを決定する自然淘汰のプロセスがあります。多次元世界の中で突出していた種族がアヌンナキでした。そして、自分が突如、神の座へと登る姿を予知したのが、アヌンナキの王アヌでした。この物語は様々な神話の中で異なった方法で伝えられていますが、アヌはこの惑星で神として崇拝されています。しかし、人々はその神の概念の起源に気づいていません。

アヌの目的は人類に関していえば、物理次元でコントロールできる種族を創造することでした。アヌを神へと駆り立て、彼の被造物によって崇拝されたいという願いが、彼の創造への推進力でした。しかし、それはヒューマン・マインド・システムとその様々なサブシステムが組み込まれたヒューマン・インストゥルメントを創造し、その中に人類の真の性質を奴隷化することによってのみ実現可能であることをアヌは知っていたのです。

神になりたいという衝動はアヌの類まれなマインドの一面を表しているのですが、それはアヌの遺伝子コードによって生まれたものでした。アヌの遺伝子は彼の種族(アヌンナキ)とその文明を救う必要性があったことからコード化(遺伝子操作)されており、その結果優れたマインドを持ち、そのマインドが神へのヴィジョンを可能にしたのです。この必要性という「大釜」から、地球上に奴隷の種族を創造したいというアヌのヴィジョンは始まりました。「他の多次元的種族」という概念が、人間の文明の脅迫観念のカギのひとつとなってきたのは、アヌンナキによる最初の人間の遺伝子実験から何万年も経って、人類がかなり進化した後になってのことです。

この脅迫観念は、他の惑星に住み、人間のような姿をして宇宙船に乗って地球を訪れるという様々な宇宙人神話を創造しました。宇宙人は、慈悲深いもの、友好的でないものなど様々でした。しかし私が前に述べたように、密度レベル─物理次元に存在しているという観点から言えば、全宇宙の中に住んでいるヒューマノイド種族は実は人類だけなのです。そしてそれは、ヒューマン・インストゥルメントが、ヒューマン・マインド・システムによって奴隷化できるかどうかを見極めるためにアヌが行ったデザイン実験のためでした。

アヌは観察の達人でした。アヌは生命のエッセンスを理解しており、その理解を生命を操作するために利用したのです。アヌは、すべての生命がそのコアとなる本質に、「奉仕したい」という願いがコード化されていることを知っていました。サヴァリン・インテグラルには、すべての生命のワンネスに奉仕したいという性質が本来的に備わっています。しかしながら、この奉仕への先天的な願望はまた、悪用される危険性がある弱点であることをアヌは知っていました。ある意味で、生命は操作されているとは知らずに操作され得るのです。

アヌが創造したシステム全体の目的である「ゴールドの神話」は、アヌの表面的な動機に過ぎません。アヌが望んだのは、もっと広大なアジェンダでした。それは、すべての存在の神になることです─それには人間は勿論、多次元存在も含まれます。そして、個人・グループ・種族・惑星の運命をコントロールするためにパワーを奪い、そのシステムを創造した者が利用することでした。アヌはそれが理に適ったことであると信じて、人間と多次元存在に神への奉仕の満足感を与えました。

あなたの質問にお答えしましょう。なぜ、アヌはそれを行ったのか?それは、ただアヌに権力があったからです。しかし、その権力とはあなたが想像している会社のCEOや国の大統領が持っているようなものではなく、種族全体や惑星をも含む、遥かに広範囲にわたる権力でした。しかし、それすらも理由ではありませんでした。アヌの動機はもっと複雑なものだったのです。それは、アヌよりもパワフルで知的で高い認識力をもったサヴァリン・インテグラルの意識を奴隷化することでした。自分より偉大なものをコントロールすること─それがアヌの真の動機だったのです。それは私たち人間の世界では想像もできない権力です。そしてその権力がいったん獲得されると、さらなる権力を得たいという欲求が生まれ、その結果、さらに洗練されたコントロール・システムが生まれるのです。

洗練されたコントロール・システムがどんどん積み重ねられてゆき、それが最終的に時間を知覚する能力を減速させ、ある意味において、それによってアヌは全く異なった時間の中で活動できるようになったのです。時間におけるこの違いによって、アヌは他の種族よりも先に動くことができるようになり、まるで宇宙の人形使いのようにイベントの発生をコントロールできるようになりました。他の種族はイベントの創造者ではなく受領者となり、アヌより不利になったのです。他の種族がアヌの創造の結果の後手に回って常に四苦八苦してそれを理解しようとしている一方、アヌは千マイル先にいて、他の種族が完全に異なる時間で遭遇する自分の動きを計算しているのです。


Question 20 from Project Camelot

ウイングメーカーはセントラルレイスであり、セントラルレイスは創造神あるいはエロヒムであるとすれば、例えば「ラー文書」やそれ以降のチャネリングや、エロヒムとチャネリングしたと言っているウィン・フリーなどの人々は、GSSCの一部に騙されていたのでしょうか?あるいは、本当にウイングメーカーやファーストソースとチャネリングしていたのでしょうか?


Answer 20 from James

アナロジーを用いてあなたの質問にお答えしましょう。私はあなたを真っ暗な部屋に連れてきました。その部屋にはひとつのフォトン(光子)も存在しませんが、私はその部屋の内部にダイヤルがあることに気づいていました。経験上そこにあると知っていたのです。私がダイヤルを回すと、フォトンが光源から部屋の中の私が狙った場所に照射されました。私がダイヤルを回すと、多数のフォトンが照射され、あなたに部屋の中にある物体が見える程度に明るくなりました。はじめは非常に薄暗いのですが、それでも部屋が何もない暗闇ではないとことがあなたには分かります。その物体が何であるかは分からないものの、部屋は空っぽではなく、幾つもの物体があることにあなたは気づきます。

そして、私が特定の物体にフォトン照射機を向け、ダイヤルを十分に回すならば、あなたはそれが人間のソウルであることが分かるでしょう。さらにダイヤルを回し、広範囲にフォトンを拡散させたならば、循環系のようにソウルに浸透しているゴッド-スピリット・コンプレックスを見るでしょう。ダイヤルをもっと回し続け、フォトンを部屋全体に照射したならば、遥か遠くの後方、ゴッド-スピリット-ソウル・コンプレックスの背後にも物体があったことが分かるでしょう。そしてそれでもなお、それらの物体はぼんやりと照らされているだけで、その様子はミステリアスなままでしょう。

背後に立っている物体、余りにも薄暗く照らされ未知のままでいるものが、サヴァリン・インテグラルとその集合的な表現、ファーストソースです。ゴッド-スピリット−ソウル・コンプレックス(GSSC)がこの部屋の中に存在しており、光に最初に照射される物体がGSSCなのです。数千の薄暗いフォトンの中で、GSSCは精神世界の探求者による解釈の対象になっています。(その探求者の数は、数百万人はいないとしても、数千人に上ります) しかし、それを断定的に定義できるほどクリアに見た者は一人としておらず、それ故に解釈は時代を超えて存続するのです。

遠方にある物体にフォトン照射機を向けてダイヤルを回せば、観察者はサヴァリン・インテグラルがゴッド-スピリット-ソウル・コンプレックスとはつながっておらず、実際にはGSSCはサヴァリン・インテグラルの視界を曖昧にし、抑圧しているものであることが分かるでしょう。GSSCによって抑圧されている様を映し出さずにサヴァリン・インテグラルに光を向けることは不可能です。しかし、これはGSSCを伝えている人々がだまされているとか、不誠実であるという意味ではありません。サヴァリン・インテグラルのもっと深いリアリティにおいては、GSSCは分離のひとつの形態を示しているに過ぎず、それはサヴァリン・インテグラルとファーストソースの双方とは実質的な方法でつながっていないという意味なのです。

GSSCからサヴァリン・インテルグラルへと橋が作られています。無意識のレベルでサヴァリン・インテグラルに気づいている人々が存在しており、彼らはそれが橋の最終目的地であるとは知らずに、そのより深いリアリティに向かってGSSCから橋を構築しているのです。

ここで、あなたの質問に具体的に答えましょう。チャネリングをしている人々は、その情報が発生している特定のソースを意識していません。チャネリングは、ヒューマン・マインド・システムに挿入されたものです。そして、その元となるソースは未知であったり、明らかにされなかったり、あるいは誤って想定される可能性があります。チャネリングは、サヴァリン・インテグラルの状態やファーストソースからのものではありません。その情報は言葉やイメージで伝えることができないからです。言葉やイメージを見たならば、それは常にHMSの内部から来たものであると知る必要があります。勿論、あなたが今読んでいるこの言葉も含まれます。

しかしながら、HMSからサヴァリン・インテグラルの状態へと橋を架けようと挑戦する人々は、透明性と拡大性のこの新たな時代を受け入れることができるよう人類を刺激するため、言葉・音・テクニック・テクノロジー・イメージを使用する以外に他に方法はありません。なぜなら、その「橋」はHMSのツールによって表現されるからです。そして、「部屋の中の奥の物体」を解明しようと試みるときでさえ、その大まかな形と外郭を明らかにできるだけです。これが移行のプロセスのすべてです。しかし私が常に言っているように、自分の信念を放棄する準備をしてください─それは使い捨てだと考えるのです。それは、サヴァリン・インテグラルの手足ではないのですから。信念とはマインドから発生しているものであり、信念とはマインドだけのものなのです。


Question 21 from Project Camelot

あなたは、伝統的なニュアンスでのアセンションはないと言っていますが、それでもあなたは、コレクティブ・システムの勢力が失速し、サヴァリン・インテグラルの意識へのアクセスがより容易になるという透明性と拡大性の時代へと私たちは移行していると言っています。

あなたが言うところの、物質世界のピラミッドの頂点にたどり着いた私たちの何が、この時代を変化させる要因となるのでしょうか?ある意味において、仮にHMSが既知の宇宙とマルチバースのいたるところに広がっている幻想のマトリックスか迷宮だとすれば、それはゲームであるとも言えます。要するに、サヴァリン・インテグラルやファーストソースとしての私たちの真の性質の実現とは、そのゲーム/マトリックスがゲーム・オーバーになった結果、その外へと出てワンネスへと至るということですか?


Answer 21 from James

アセンションは、一個人のプロセスではありません。なぜなら、人はそのコア・エッセンスから分離していないからです。そして、そのコア・エッセンスを再認識するのに仲介媒体を必要としません。コア・エッセンスとは、私がこのインタビューを通じて説明しているサヴァリン・インテグラルのことです。人が真に必要としているのは、ヒューマン・マインド・システムの策謀から自由になることです。そして、その必要とされるものとは、クォンタム・ポーズやそれと同等のものを実践することによって生まれ、育まれる進化する意識です。

透明性と拡大性の時代の背後にある要因は多面的です。その要因を示唆する前に、その目的を話したいと思います。それが常に関連してくるからです。この新しい時代の目的は、サヴァリン・インテグラルに関連する知識を転送することにあります。それによって、人類はこの地球で真のセルフの実現を通じてサヴァリン・インテグラルとして行動し、生きることができるようになります。要するに、この世界にはびこってきた幻想と隠蔽のためのシステムは徐々に溶解していくのです。そして、個人への知識転送と平行してマクロ的なプロセスが展開され、ファーストソースが初めて次元の世界に住まうようになるでしょう。

これは、様々なスピリチュアルな文献の中で「地上の天国」と言われてきたものです。リリカスでは、それを「グランドポータル」と呼んでおり、正確な意味は異なるものの、全般的なイベントとしては同じものです。

さて、要因について移りましょう。透明性と拡大性の時代は、サヴァリン・インテグラルが存在することによる性質によって生まれる当然の結果です。要因は、サヴァリン・インテグラルという慈悲深い多次元的存在であり、時空世界の中の地球/自然の変容であり、過去10年間にわたって開かれてきた多次元世界へのポータルです。これらの要素を一度に説明してみましょう。

サヴァリン・インテグラルは、今、ここに存在しています。有限の存在であるヒューマン・ボディ/マインド・システム、つまりヒューマン・インストゥルメントと呼ばれているものの中に無限の存在が隠されているのです。「量子的存在」であるこの存在の中に、すべての生命表現を結んでいる量子レベルの接続が存在しており、すべての変容はこの接続を通じて可能となります。個人の表現がファーストソースと深く整合し、サヴァリン・インテグラルから流れでたものとして自分のセルフの表現を捧げるとき、この新しい意識と能力がすべての生命へと転送されます。つまり、量子的存在が転送を行い、その転送が行われるとき、全体が変容するのです。確かに、これは非常に長い時間にわたるプロセスなのですが、地球・自然・人類の中で今、臨界点に達しようとしているのです。

アヌとは異なる慈悲深い目的を持った他の多次元存在によって、これと類似したことがジェネティック・マニュピレーション・システム(GMS)を使用して行われています。このインタビューの中で、私が「GMSはオープン・システムである」と言ったことを思い出してください。他の多次元生物が人類に非常に興味を持っていたのはこの理由のためだったのです。グレイはそんな存在として言及された生物ですが、それはひとつの例です。既知のマルチバースの中で、ヒューマン・インストゥルメントは珍しい存在であり、そのため他の種族はその性質と能力にただならぬ大きな関心をそそいできました。

それらの多次元的種族たちは、振動領域を横切る手段として宇宙船を使用しています。つまり、私たちは宇宙船とは、宇宙を移動するものだと考えていますが、移動する対象は空間ではありません。振動密度を乗り越えるために彼らは宇宙船を使用しているのです。もし彼らが長期間、私たちの振動領域に滞在した場合、彼らは物質化し、私たちの目に見えるようになるでしょう。そして、長期間物質化した状態になった場合は、彼らは自分たちの次元に戻れなくなるでしょう。これは、重力場と二つの存在領域の間の微妙な相違のためです。

物質化したそれらの多次元生物のいくつかが、地下基地へ移動しました。また、ある場合には自分たちの物理的な身体を人間の社会にうまく溶け込むように変化させました。

UFOや地球外からの影響が存在する根本的な理由は、人間の状態に興味があるからです。人類ほど調査を受けてきた種族はありません。アヌは他の種族が人類を調査するのは明白であるものの、他の種族が人類に影響を与えることはないと分かっていました。しかし、アヌの傘下になく、アヌンナキとその同盟から独立して行動する、ある種族が存在しました。ずばり言うと、それがウイングメーカーなのです。

GMSはヒューマン・マインド・システムの無意識領域に接続されています。つまり、わずかなパーセンテージの人間のGMSに修正がなされれば、それは無意識、つまりジェネティック・マインドを通じて人類全体に転送されるのです。人間の世界と多次元世界との間を結ぶ「オープン・ポータル」としてウイングメーカーがどのようにしてGMSを利用してきたのかを説明するにはかなりの時間を要するため、このインタビューでは触れません。ウイングメーカーは、「GMS内にインプラントしたものに、ある特定の人々を同調させてきた」とだけ言っておきましょう。その目的は、GSSCに刻印されている人間の魂の解放を再認識させ、ある意味において、それを経験させるためです。

新たな空間エネルギーと共鳴し、人間の状態が変化することで自らが目覚めることによって、地球/自然は変容を経験しています。地球/自然は人類が世界に与える影響に十分に気づいています。そして、その影響が現状を継続させる防衛戦略に刺激を与えています。私たち自身が自分たちの状態に主として無知であるのに、地球/自然がヒューマン・マインド・システムを認識していることを理解するのは困難かもしれませんが、それは真実なのです。地球/自然は人類がその真のエッセンスに目覚める必要があり、さもなければ、地球/自然は自らを奴隷化している人々のために奴隷状態で生きなければならない運命にあることを悟っています。

人間の次元と多次元領域との間を結ぶポータルについては、1998年に初めて開かれました。それらのポータルのいくつかは啓示をもたらしました。その一例を挙げれば、アヌがすべての神のポジションに居座る目的のために何十にも入り組んだプログラムの内部に設計された中間的な領域を創造することによって事実上すべての生物をアヌがどのようにして騙してきたのかという啓示です。

天国を旅して天使やマスターと会ってきたという人間の記録が過去に存在しており、それらの報告の中に啓示があります。それらの報告はあまりにも数が多いため、ほとんどありふれたことにように見えますが、そうではありません。1998年にポータルが開かれる前は、天国を旅してきた人々はマインドの領域やアストラルの領域と相互作用していました。透明性と拡大性の時代は1998年に始まりました。そしてその時代は、人類とその多次元的な同盟者たちを待ち構えている広大な未来へと永遠に続くでしょう。


Question 22 from Project Camelot

ある意味において、この概念は私たちの「神性の直接認識」と伝統的に呼ばれている「悟り」に過ぎないのではないでしょうか。これは、「私たちは過去も未来もずっと神/ファーストソースである」という東洋の哲学の中でよく知られている神性の概念ではありませんか?


Answer 22 from James

アヌは人間の中に、「悟りを探し求めたい」という欲求をコード化しました。それと同時に、アヌはその探求を部分的に満足させるためにゴッド-スピリット-ソウル・コンプレックスを創造しました。大半の人々は、あるひとつの道から探求を始めるものの、その道を次々と変えていくため、私は「部分的」という表現を使っています。一生の間にわたって、一般的な人は宗教・科学・オカルト・精神世界などの多くの道を通じて探求しますが、その探求はいっこうに終わりません。それは人間の中にそういったプログラムが埋め込まれているからであり、この欲求は「天の王国は自らの内にある」と教えが示しているに場合ですらも、人の「外側」にあるゴッド-スピリット-ソウル・コンプレックスを探すよう刺激するHMSによって強化されています。

もしあなたが人類の創造者で、ある物事─セルフ(魂)に関するすべての質問に答え、他のすべての真実への探求を時代遅れにさせるものを秘密のままにしておきたいと思った場合、その驚くべき秘密をどこにあなたは隠すでしょうか?あなたが賢明であれば、皆の目の前にそれを置くでしょう。そしてまた、本・講義・精神世界の識者・聖人・預言者・神話・スピリチュアルなテクニック・シャーマン・魔女・古代の文献・教会・シナゴーグ・モスク・アシュラム・ウェブサイト、その他の多くの場所に真実を貪欲に探求させる欲求を、あなたの創造物(人間)の中に備え付けるでしょう。これが皆からすべての物事への答えを隠す方法であり、アヌはまさしくこれをやったのです。

「神/セルフの直接認識」という東洋の概念は、私が先にQ20の中で述べた「架け橋」の一部ですが、それはいくつかの例外を除いて、マインドを通じたゴッド-スピリット-ソウル・コンプレックスの認識につながったままなのです。サヴァリン・インテグラルの状態を垣間見た人々が何人か存在しますが、それは非常に少ないパーセンテージです。そしてある程度、この貧弱なパーセンテージの理由は、「神/セルフの直接認識」という概念が、東洋の精神世界のヒエラルキーの中で流通しているものであるためです。また、それは東洋独特の「教師と生徒という秩序」によって西洋世界の概念から分離する性質があるためです。

サヴァリン・インテグラルの状態にアクセスした人々は、思いのままにサヴァリン・インテグラルに繰り返しアクセスできます。彼らはHMSとその抑圧のシステムであるサブシステムの外側の多次元領域にアクセスできます。彼らはサヴァリン・インテグラルの状態へのアクセスを増幅させる方法と、その逆の抑圧のシステムを渇望させる方法も知っています。そのような人々は人類の中では極少の存在です。

リチャード・モーリス・バックの『宇宙意識』には、過去の偉大な精神世界の探求者たちの報告が提供されています。それらの報告には、探求者たちにミステリアスな非物質的な光とすべての生命とのユニオンに対するクリアな感覚が吹き込まれている様子が詳しく述べられています。事実上すべてのケースにおいて、宇宙意識の経験は突然訪れます。それは説明し難い宇宙とのワンネスという深遠なフィーリングです。そのフィーリングは、何日間も持続し、確実に彼らの残りの人生に影響を与えます。この宇宙意識を経験した大半の人々は、彼らの著作、アート、ライフワークを通じてそのエネルギーの「チャネル」になったと感じています。

しかし、それらの経験は繰り返し再現可能ではありません。経験者は天上の世界に思いのままに滑りこむことができないのです。また、彼らは何が現実で何が幻想の中にあるのか、そのクリアな知識を持っていません。これは人類の先駆者たちの落ち度ではありませんが、それはサヴァリン・インテグラルとは別の経験であるとだけ私は指摘したいのです。それは私の視点では、HMS内の経験です。

ファーストソースは神ではありません。人類が理解しているような神ではないのです。アヌのように、自分自身が神であると信じ、そのように装った者たちがいたものの、あなたや私から独立した存在としての神は存在しません。ファーストソースとは、マルチバースのいたるところに存在するサヴァリン・インテグラルの集合体です。そして、サヴァリン・インテグラルをつないでいるのが、ソースインテリジェンスです。アヌによって考案されたGSSCの全体は、以下のようなリアリティをもとにモデリングされました。


・神 = ファーストソース
・スピリット = ソースインテリジェンス
・ソウル = サヴァリン・インテグラル


しかし、これらの概念は同一ではありません。仮に誰かがこう言ったとしましょう。「私はセルフを認識している。従って、私は悟っている」 この場合、それはGSSCの悟りでしょうか? それとも、HMSを超えてサヴァリン・インテグラルの意識を経験したのでしょうか?もし後者だったとしたら、あなたはそれを本を乱読する中で見つけないでしょう。レクチャーを行うこともないでしょう。学校やアシュラムを設立することもないでしょう。講演活動を行うこともないでしょう。精神世界の一分野を創造することもないでしょう。お金のためにヒーリングを行うこともないでしょう。それらの経験から不当な利益を得ることもないでしょう。そして、自分は他の人に欠けている特別なパワーを持っていると主張することもないでしょう。

アヌは、精神世界と宗教の探求者たちが、確実にアヌ自身が創造した天国に夢中になることを望みました。それが、自分の外側への探求が非常に強力にコード化されている理由です。このため、私たちは肉体とソウル、ソウルと神のこの分離感を持っているのです。ゴッド-スピリット-ソウル・コンプレックスの中に見出される、ファーストソース、ソースインテリジェンス、サヴァリン・インテグラルの希薄化され、力を奪われたヴァージョンに私たちが固執する理由がこれなのです。私たちの思考と祈りがこれ程までに期待に満たされ、私たち自身と等価ではないファーストソースの仮面へと話しかける理由がこれなのです。

HMSの燃料は、怒り・貪欲・失望・短気・非難・恐れ・恨みなど、ネガティブな感情といわれるものです。その大部分が、私たちは皆ひとつで等価であり、その真実が生命の基盤であるという理解の欠如から生まれます。サヴァリン・インテグラルのクリアな水の中に飛び込もうとする人たちは、幻想のマスクを剥ぎ取るプロセスを共有する責任があります。このプロセスを、世界に生きながら、世界に属さずに行われます。その意味は、HMSの幻想に参加しないという意味です。

このプロセスは、クォンタム・ポーズや6つのハートの美徳を実践するとの同様にシンプルなもので、あなたがこの世を去るときまで続きます。このプロセスは、無償の行いです。マスターも教師も存在しません。学校もありませんし、技術習得のランク付けもありません。読むべき本も、聴くべきレクチャーもありません。それはシンプルで簡単です。このアプローチがあなたと共鳴するならば、あなたはそれにトライし、それがあなたに自然であるかどうかを知ることができます。もし、あなたがこのプロセスを自分の命のためだけに追い求めないと決心するならば、誰もあなたを裁かないでしょう・・・自分を裁くのは、あなただけなのです。

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